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英検Jr.ジュニアって何?受験する必要はあるの?各レベルとおすすめの学習方法!!

こちらの記事は、児童用の英語検定試験「英検Jr.(ジュニア)」に興味があるパパ・ママ向け。
対象年齢:幼児~
英語レベル:初級~
AKIKO先生
AKIKO先生
 

こんにちは。英語講師のAKIKOです。今回は、「英検 Jr.」に関する疑問と、受験対策におすすめの「英検Jr.オンライン版学習教材」と、テキスト問題集「楽しくはじめる英検Jr.」シリーズの紹介をしたいと思います。 この記事を書いている先生はどんな人? → こちらをご覧ください♪

英検Jr.(ジュニア)って何?

photo of a boy listening in headphones
Photo by jonas mohamadi on Pexels.com

英検Jr.は、まだ英文をすらすら読むことが難しい幼児でも受験可能な、リスニングテストによる英語力判定試験。英検Jr.によるテストでは、結果は「合否」で判断されずに、「正答率」で評価されます。

3つのレベルに分かれており、正答率が低い場合は、同じレベルを継続して学習する必要があることを示し、正答率が一定の基準レベル(80%)に達すると次のレベルに進める習熟度であると判断されます。

3つのレベルはそれぞれ、初回のレベルはBRONZE(ブロンズ)、次のレベルはSILVER(シルバー)、最後のレベルはGOLD(ゴールド)です。

「幼児向けなんだから、簡単なんでしょ?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、そんなことはないですよ。筆記問題が無いということは、リスニング力がなければ試験を受けられないということ!

、、、ということは、英語の音をたくさん聞き、その結果イラストと対応する英語の音声を選択できるようになって受講するわけです。

こちらの記事を読んでくださっているパパ・ママが、英語の音(リスニング)を苦手としているならば、お子さんのリスニング力に驚かれること間違いなしです!!

それでは、まずは各レベルの概要を紹介していきます。詳細については英検Jr.公式ホームページのテスト内容よりご確認ください。

BRONZE(ブロンズ)

two brown chinese guardian lions figures on table top
Photo by Vlad Alexandru Popa on Pexels.com

英検Jr.の試験で、一番最初のレベルがBRONZ(ブロンズ):小学校低学年程度

アルファベットの文字をまだ認識できていなくても受験可能です。目安としては、英会話スクールや塾等で週に50分程度英語のレッスンを半年~1年続けていて、日常生活での身近なできごとに関する英語表現や語句を聞き取れて理解する力がついてきているお子さんが受験者のレベルに相当します。

試験時間は30分で40問を解答します。個人で英検Jr.を受験する場合は、インターネットが使える環境下で、「英検Jr.オンライン版テスト」を受講します。また、通われている英会話教室や、学校等がグループ会場となっている場合は「ペーパー版テスト」で受講することができます。※詳しくは通われている教室の先生や英検Jr.公式ホームページの受験案内よりご確認ください。

BRONZ(ブロンズ)での習熟度が80%達成していると次のレベルのSILVER(シルバー)の学習へと無理なく進んでいけるレベルと判断されます。

SILVER(シルバー)

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Photo by Amy T on Pexels.com

2番目のレベルがSILVER(シルバー):小学校中学年程度

アルファベットの文字が認識できて読めるようになっているお子さんが受験対象者です。目安としては、英会話スクールや塾等で週に50分程度英語のレッスンを1年~2年続けていて、身近な社会生活(近隣地域)でのできごとや日常生活での一般的な知識を英語で理解できて、内容に合った解答を選ぶ力がついてきているお子さんが、理解度を判定するために受験をするレベルに相当します。

更に、SILVER受講者は短い単語がどのようなアルファベットの音で構成されているか(フォニックス)を認識している必要があり、該当するアルファベットを選択肢から選ぶという形式の元、アルファベットと音声の結びつきの認識についての習熟度が判定されます。

試験時間は35分で45問を解答します。個人受験ではBRONZと同様「英検Jr.オンライン版テスト」で受講します。※詳しくはBRONZでの説明を参照願います。

SILVER(シルバー)での習熟度が80%達成していると最後のレベルのGOLD(ゴールド)の学習へと無理なく進んでいけるレベルと判断されます。

GOLD(ゴールド)

person holding lighted sparkler
Photo by Tairon Fernandez on Pexels.com

3番目で最後のレベルがGOLD(ゴールド):小学校高学年程度

アルファベットの文字学習を進めていて身の周りの英単語や簡単な文章を読めるようになっているお子さんが受験対象者です。目安としては、英会話スクールや塾等で週に50分程度英語のレッスンを2年~3年続けていて、、、

英語で語られる身近な話題、物語、架空のことなども含む内容を理解し、その場面状況を判断したり、質問したり、応答したり、という総合的な言語能力も解答する為に必要となるレベルです。

今までのテストでは、質問に対して適切な音声による選択肢から答えを選ぶ形式でしたが、GOLDでは、対話の応答に対して適切な答えが書かれている文章を選ぶ力が求められる質問が加わっていますし、表示された英単語を見て該当するイラストを選ぶ問題もあります。

つまり、アルファベットの文字と音の関係性がしっかりと定着した上で受験するレベルとなっています。

更に、リスニング力はかなり鍛えられている必要があります。物語や説明文を聞いて、その内容に合ったイラストを複数枚の選択肢の中から選ぶ問題がありますし、対話文や質問文を聞き取り、「各状況に適した応答を、聞こえてくるいくつかの音声より選ぶ」という形式にも対応できるレベルが求められます。

試験時間は45分で50問を解答します。個人受験ではBRONZと同様「英検Jr.オンライン版テスト」で受験します。※詳しくはBRONZでの説明を参照願います。

GOLD(ゴールド)の習熟度が80%達成していれば、次のステップ(英検5級)の筆記テストに向けての学習へ進んでいけるレベルに到達していると思います。

何歳から受験できるの?

ずばり、何歳でも受験は可能です。しかし、次の項目を考慮し発達段階を見極めた上で受験可能かどうかを判断する必要があると思います。

No.1英検Jr.の試験中は日本語で解答手順などの説明を聞きます。
→つまり、「日本語の説明を聞き、何をどのように答えればよいのか分かる年齢」に達している必要があります。

No.2個人で受験する場合はオンラインによる試験となります。
→つまり、「1人でオンライン操作が可能な年齢」に達している必要があります。※iPad等、画面をタッチするだけで受験できるようにパパ・ママが事前に設定してあげれば幼児からでもオンライン操作可能です。

No.3各レベルの受験時間はBRONZ30分間・SILVER35分間・GOLD45分間です。
→つまり、「受験希望のレベルに応じた受験時間中を集中して過ごすことができる年齢」に達している必要かあります。

No.4各レベルの出題内容と解答方式が異なる。
→つまり、「習熟度が各レベルの出題内容に到達しており、且つ、場面状況に応じた判断力・応答能力」が発達している必要があります。

各レベルは「テストのサンプル問題」から体験できます!!

受験する必要はあるの?

さあ、お子さんが英検Jr.を受験する必要はあるのでしょうか?私自身も講師として、受験をしてきた生徒達と関わってきています。受験をするメリットは?受験のデメリットは?について、私なりの見解を紹介したいと思います。

受験するメリットは?

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Photo by Andre Furtado on Pexels.com

メリットはたくさんあると思います。

No.1発達段階に応じて何歳でも挑戦できる。
→私の生徒さんで今までに実際BRONZを受験した最小年齢は、「質問に対してどのように答えればよいのか」が理解できる年中さん(5歳児)でした。受験という概念はなく、遊びながら質問に答えたら楽しく試験が受けられたという様子でした。

No.2英語習熟度をパパ・ママが把握することができる。
→英会話を習っているけれど、実際どのくらい英語力がついているのか知りたいパパ・ママにとって、正答率が数字とグラフの成績データーで表示されるので、現状の英語習熟度を把握することができて良いですね。

No.3合否の判定では無い!!
→これが一番のメリットだと私は思っています。私は、生徒に受験をすすすめる前には必ず生徒の習熟度を計り、各レベルに対して90%近くの習熟度であると判断したお子さんに受験をおすすめしています。そして、80%以上を確実にとらせてあげて、次のレベルにすすめる喜びを感じてもらっています。すると、お子さんは自信がみなぎるようです♪「僕(私)は英語が得意なんだ!」って言いますよ♪

No.4リスニングのテストは英語音を身につけるには最適のテスト!
→幼児のうちからリスニング力を鍛えておくと、その後の英語検定試験でもリスニング問題で高得点が取得できる傾向があります。それはそうですよね、文字からでは無く音をたくさん聞いて英語を身につけてきたわけですから。というわけで、読み書きに時間を費やす前に、たくさん英語の音学習に時間を費やして、その結果習熟度をチェックするために受けられるテストなので◎

No.5テスト形式に慣れる!
→児童の興味を引くオールカラーの問題に挑戦します。楽しみながら受験をしていくうちにレベルが上がってきます。そして、レベルが上がるにつれて少しずつ従来の英語検定試験の筆記テスト形式に近づいていくんです。その為、GOLD(ゴールド)の次のレベルである従来の英語検定5級を受験する際にはマークシートの記述方法を数回練習するだけで、楽々と問題に答えることができる様子がうかがえます。その後、受験級がどんどん上がって行っても自信を持って受験するお子さんがたくさんいます♪

受験するデメリットは?

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Photo by Pixabay on Pexels.com

No1 受験を嫌がる!

「パパ・ママがお子さんの英語習熟度を把握したい」という思いのみで、お子さん自身は試験を受ける心構えがないのであれば、今は受験の時期ではないと思います。無理に受験させようとすると英語嫌いになりかねません。

No2 親子ともに試験には興味がない。

受験すると決めた場合は、やはり試験対策は欠かせませんし、少しお勉強のような感覚を持ってテスト形式に慣れる準備をしていく必要があります。そのような「試験対策は今は必要ない」と親子ともに感じているようでしたら、今は無理に受験をする必要はないと思います。

英検Jr.試験対策とは?

英検Jr.を受験するにあたりメリットとデメリットを紹介してきましたが、「お子さん自身が、受験してみたい!」と思えたならば、現在の習熟度を計るために受験することをおすすめします。

それでは、受験対策に向けたおすすめの2種類の学習方法を紹介します。

英検Jr.オンライン版学習教材

一番のおすすめはこちらの「英検Jr.オンライン版学習教材」個人で受験する場合、本番は「オンライン版テスト」なので、オンライン学習を通して本番の解答方法慣れることができるので◎

ドリル&ゲーム」+「模擬テスト」+「英検Jr.オンラインテスト(本試験)」がセットになっている、オンライン学習教材です。いつもの英語学習にプラスα―で毎日少しずつ取り組んでいけます。

各レベルは「テストのサンプル問題」から体験できます!!

取り組み方は簡単!!

まず、毎日隙間時間にオンラインで「ドリルとゲーム」に楽しく取り組みながら、各レベルのターゲット表現や語彙を増やします。

次に、「模擬テスト」で英検Jr.の実際の問題形式に慣れます。このテストは何度も受けることができるので90%以上とれるように何度も挑戦するのがおすすめです。(お子さんが嫌がらないように様子を見ながらすすめるのがポイントです!!)

そして、最後は「英検Jr.オンラインテスト」で受験。受験日時は決まっていません。いつでも受験できますので、お子さんの習熟度を確認した上で受験させてあげられます。※申し込み時にオンライン学習の使用期間を決めて受講しますが、その期間内に習熟度が受験レベルに到達していない場合は使用期間の延長も可能です。

市販のテキスト問題集

団体で受験する場合は、「ペーパー版テスト」で受験しますので、テキスト問題集を使用して慣れておく必要がありますね。市販のテキスト問題集は種類が色々ありますが、私がおすすめするのは、下記の『楽しくはじめる英検Jr.』シリーズ:各レベルBRONZ/SILVER/GOLDがあります。

イラストが豊富で文字も見やすいのが特徴です。全ての問題をほぼ解答できるようにして試験に臨むことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、

  • 英検Jr.とは何か?
  • 受験に関してメリットとデメリットとは何か?
  • おススメの学習方法とは?

について紹介しました。

今までの英語学習の成果はどのくらいなのかな?と感じたら、お子さんと相談して、お子さんが「やってみようかな」と言うようでしたら、英検Jr.に挑戦してみてくださいね。

幼児からたくさん英語に触れているお子さんは、「うちの子、こんなに英語が聞き取れるんだ!」と、びっくりされるパパ・ママも多いと思いますよ♪

是非、今後も継続して「英語学習を一緒に楽しむ時間」も作ってあげてください。

 AKIKO先生
AKIKO先生

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

おまけ 公立小学校で英語絵本の読み聞かせボランティアをしています。そちらの様子もご興味がありましたらご覧ください。2022年度↓

 

この記事を書いた人
AKIKO先生

ハワイ大学で、言語学と第二か国語教授法を学び(BA)学士号取得。小学校英語指導者認定資格、幼児英語指導インストラクター資格保有者。英語は楽しい!! 是非、パパ・ママが子供と一緒に楽しく英語学習に取り組む方法や、英語お役立ち情報を、皆さんとシェアしていきたいです!

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