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【第4回】公立小学校で英語絵本の読み聞かせ!その反応は? The Three Little Pigs(三匹の子豚)

こちらの記事は、英語絵本の読み聞かせの反応を知りたいパパ・ママ必見!!
使用教材対象者(お子さんの年齢と英語のレベル)
✔年齢:幼児~小学生
✔レベル:初級者~
・英語絵本の読み聞かせって実際どうなの?
・うちの子あまり英語に興味がないんだけどちゃんと聞くのかな?
・英語習得に役立つの?

と疑問に思うパパ・ママいませんか?では、実際にはどうなのかを紹介していきます。

AKIKO先生
AKIKO先生
 

こんにちは。英語講師のAKIKOです。公立小学校英語絵本読み聞かせボランティアもしています。今回、私が実際に学校で行った、読み聞かせの様子子供達の反応まとめました。記事を書いているこの先生はどんな人? → こちらをご覧ください♪

公立小学校での読み聞かせボランティアとして

昨年度から引き続き、今年度(2022年6月~2023年3月)も、公立小学校での読み聞かせボランティアをしています。今月は6月。第4回目の読み聞かせを行いました。

私は、英語の絵本を毎回読み聞かせています。子供達がどのような反応をするのかワクワクしながら、準備に取り組んでいます。今回は「3匹の子豚」の英語版『The Three Little Pigs』を読み聞かせの絵本に選びました。それではこれから、読み聞かせの様子を紹介します。

第4回読み聞かせ:「The Three Little Pigs」

Twinklダウンロード教材使用
  1. 対象:小学5年生(約30人のクラス)
  2. 時間:朝の10分間
  3. 読み聞かせ方:プロジェクター
  4. 読み聞かせ方法:英語のみ
  5. 英語絵本タイトル:The Three Little Pigs
今回、読み聞かせに使用した絵本は、「3匹の子豚」の英語版「The Three Little Pigs」です。Twinklのダウンロード教材を利用して手作りした絵本です。「Twinkl教材とは?手作り教材とは?」についてはこちらを参照願います。↓

読み聞かせの様子:はじめ

はじめに、「これから英語の絵本を読み聞かせる」ことをクラスの皆に伝えます。いつもその反応を見るのが楽しいのですが、今回の反応は、

「へー」っという反応。別に嫌そうなわけでもなく、「どんな話を英語で聞くんだろう?」というような反応でした。

AKIKO先生
AKIKO先生
 

今回の読み聞かせは英語のみで行います。意図としては、既に知っている内容の絵本を英語で読み聞かせる事で、「主人公・特定の物・特徴的な表現方法を英語では何というのか」ということに注目して欲しいという思いから、英語だけで読み聞かせることにしました。

 

続いて、上のスティックパペットを見せながら日本語で次のような質問をしました。

Akiko:「皆、3匹の子ブタのお話知っているよね。」

生徒:「知ってる。知ってる。」

Akiko:「じゃあ、これは何の家?」

生徒:「藁(わら)でしょ。」

Akiko:「そうだよね。じゃあこれは?」

生徒:「なんだっけ?の家だっけ?」

Akiko:「そう、その通り。では最後これは?」

生徒:「レンガ・レンガ

Akiko:「はい。大正解!では、これから英語で読むので、この3種類の家を英語では何ていうのか聞いてみてね。時間が残っていたら、最後に皆に質問したいと思いまーす。」

Akiko:「そうそう。絵本の中に、”He was very pleased with it.”っていう表現が出てくるんだけれどこれは、彼はそれをとっても満足しました。っていうことなのね。この表現、何回も出てくるよー。どういうところでかな?では、はじめます。
※この表現の意味は、絵本の挿絵からは想像できないと思ったので、あえてはじめに日本語で説明してから読みはじめました。

上記のような会話を取り入れたことで、生徒達は「えっ、最後に質問されるの?」というような緊張感を少し感じたようで、「聞き取ればいいだよね」というよな、耳を澄まして聞こうとする雰囲気をクラスの生徒達から感じました。

読み聞かせの様子:絵本読み聞かせ中

Twinklダウンロード教材

タイトル、「The Three Little Pigs」から読み始め、最後に「The end」と読み終わるまで、straw(藁)・wood(木)・brick(レンガ)の部分を特に協調したトーンで読み進めました。

悪いオオカミの声・子ブタ達の声・ナレーションに対しても大げさに声色を変えて読んでみました。

特に次の名フレーズは愉快に読んでみました。

Not by the hair on my chinny chin chin!(あごひげ1本たりともダメ、入れないよ。)→「アッカンベー・入れるもんかー」というニュアンスの英語表現ですね!!

5年生はさすがです。終始静かに話を聞いてくれました。この間は私は読み手なので、クラスの雰囲気は分からなかったのですが、読み終わった後にクラス担任の先生から、「身を乗り出してプロジェクターの画面を見てる子達がいましたよ」と教えていただきました。

やはり、クイズ形式にすると、質問に答えたいという思いが子供達には働くんですね。情報をキャッチしようと必死になって聞いてくれた生徒もいたようです。

読み聞かせの様子:終了時

Akiko:「皆、どうだった?3つのお家を英語では何て言うか分かった?」(藁の家のスティックパペットを生徒に見せながら)「じゃあ、まずこれは何だった?」

生徒:「straw

Akiko:「正解。凄い、よく聞き取れたね。というこは、この家は、a straw house(藁の家)って言うんだね。」

クラス担任:「皆も一緒に言ってみれば?」

Akiko:「言ってみる?じゃあ、行くよ One・two “a straw house”」

その後続いて、”a wooden house (木の家)”と”a brick house(レンガの家)”を皆で復唱しました。

Akiko:「どう?英語の絵本も面白いよね?では、以上で絵本の読み聞かせは終わります。」

このように、半ば強引に「英語の絵本も面白いよね」と言い放ち読み聞かせを締めくくりました。

さて、結果的に、

  • 少なくとも3種類の家の英語表現に感心を持ってもらえたと思います。
  • 全ての英語を聞き取れなくても、原文の意味を把握している内容であれば、「想像して聞くことが苦痛にならない」という反応であったように感じました。

おうちでも英語絵本読み聞かせ?

結局、意味(内容)が想像できる音声に対しては、日本語であろうと英語であろうと、小学5年生の子供達は許容できるのだと感じました。

また、勉強だと思うと難しく感じてしまうものでも、クイズ形式にすると子供達は楽しく「参加」しやすいのだと感じました。

「自分で英語絵本を読み聞かせるのはちょっと難しいかなー?」と感じるパパ・ママがいらっしゃったら、CD付の英語絵本「The Three Little Pigs」を利用して音声を流し、音声に合わせて挿絵を指さし、次のページをめくっていく、という方法でも英語絵本の読み聞かせ時間が作れます。

是非、親子で楽しい英語時間を作ってみてはいかがでしょうか。

市販のCD付英語絵本を3つピックアップしてみました。気に入ったイラスト・金額・持ち運びやすいタイプなど、お好みに合わせて選んでみるのもいいですね♪

まとめ

いかがでしたでしょうか。

・英語絵本の読み聞かせって実際どうなの?
→クイズ形式にすると、内容に興味深々な様子でした。

・うちの子あまり英語に興味がないんだけどちゃんと聞くのかな?
→楽しそうにすると、聞く体制が整うようでした。

・英語習得に役立つの?
→クイズ形式にすると、興味を持って英語の音声を聞こうとします。何度も読み聞かせることで、新しい英単語の習得に役立ちます。(1度だけの読み聞かせでは難しいですね)

是非、親子でも英語絵本に触れる時間を作っていただき、英語を楽しみながら身につけてもらえると嬉しいです♪

 

 

AKIKO先生
AKIKO先生

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

この記事を書いた人
AKIKO先生

ハワイ大学で、言語学と第二か国語教授法を学び(BA)学士号取得。小学校英語指導者認定資格、幼児英語指導インストラクター資格保有者。英語は楽しい!! 是非、パパ・ママが子供と一緒に楽しく英語学習に取り組む方法や、英語お役立ち情報を、皆さんとシェアしていきたいです!

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