J-SHINEオンライン研修:第1回テーマ「小学校英語の今」 でスキル・知識をアップデート

こちらの記事は、英語講師・又は英語を教えたいパパ・ママ必見!!
記事対象年齢:公立小学校に通う小学生
J-SHINEオンライン研修会(第1回)の参加報告と、テキスト2冊の紹介。
AKIKO先生
AKIKO先生

こんにちは。英語講師のAKIKOです。今回、英語講師としてのスキル・知識のアップデートの為に、J-SHINE会長 佐藤久美子先生によるオンライン研修会『第1回テーマ:小学校英語の今』(J-SHINE®資格者対象)に参加しました。研修会の感想と、家庭で英語時間を作る必要性についてお話しますね♪記事を書いているこの先生はどんな人? → こちらをご覧ください♪

第1回『小学校英語の今』は、どんな研修会なの?

J-SHINE主催で行われた、J-SHINE®資格者スキルや知識をアップデートする目的で開催された任意参加のオンライン研修会です。※J-SHINEについては、後ほど説明させていただきますね。

今回が第1回目「小学校英語の今」の研修でしたが、2021年9月~12月までの間にそれぞれ異なるテーマで全5回のオンライン研修会が開催されます。

  • 日付:2021年9月2日(木)
  • 時間:午前10:30~午前11:30
  • 場所:オンライン
  • 定員:150名
  • テーマ:第1回「小学校英語の今」
  • 講師:J-SHINE会長 佐藤久美子先生

講師はどのような方だったの?

J-SHINE会長 佐藤久美子先生(玉川大学名誉教授)

専門は子供の言語習得・発達研究・英語学・英語教育だそうです。NHKラジオ「基礎英語3」で8年間講師をされたご経験があり、NHKのEテレ「えいごであそぼ」では総合指導、「エイゴビート」では監修を2021年9月現在もされていらっしゃる先生。更に、小学校や教育委員会にて研修や講演も多数行われているとのことでした。

J-SHINEって?

J-SHINEとはJapan Shogakko Instructors of English の略称。正式名称は「小学校英語指導者認定協議会

全国の英語教育関係の団体(民間)と協力しており、各協力団体が、小学校で英語指導が出来る人材を養成し、最後に、英語指導者としての認定基準に従い「資格認定を行う小学校英語指導者資格認定事業。更に、小学校英語活動の普及とその支援事業も行うNPO法人です。※詳しくは小学校英語指導者認定協議会のウェブサイトでご確認いただけます。

要するに、J-SHINEで資格認定を受けた方は、「J-SHINE資格者小学校英語指導者の認定資格所有者」になるんですね。更に簡単に言うと、「小学校で英語を教えられる資格を持っています」ということですね。

なぜ研修会に参加したの?

小学生に指導をする機会が多い私。今回の「小学校英語の今」の研修会に参加して、私が日頃持つ、英語学習の矛盾点とその課題に対して、実際に今の小学校ではどのような現状であるのかを、より深く理解したいと思い、申し込みをさせていただきました。

英語学習の矛盾点とその課題

英語を話せるようにする」ことと、「英語の試験に合格する」ことに対して、指導方法が異なる現実。本来、英語が話せるようになってから、そのレベルに合った英語の試験が行われれば、全く問題ないと思うのですが、実際の日本での英語教育では、話せるようになる前に、多くの文法を習い、多くの単語を覚え、そして試験がある。

この矛盾を根本的に変えていかなければ、英語試験そのものが、「意味が無いもの」ではないかと私は常に思っています。

次の、3つの要因が英語習得を難しくしている課題だと私は考えています。

  • 1⃣ 日本人は英語を日常的に使用しなくても困らない環境の下で暮らしている
  • 2⃣ 英語と日本語では、文の構造(文法)が異なる
  • 3⃣ 英語と日本語では、音とリズムが違う

私達(既に成人になっている方)は、2⃣を一生懸命学校で学びましたよね。でも、なかなか喋れませんよね(涙)1⃣と3⃣が足りなかったんですね。

子供達はどうでしょうか?小学3年生から外国語活動(英語学習)がはじまります。 3⃣はフォニックス学習の導入により、音の違いを練習し始めましたね。2⃣も学年が上がるに連れて、従来通り学んでいきますね。残すは1⃣。どれだけ英語に触れられるか、どれだけ英語で応答する時間が作れるかが、英語習得におけるキーポイントだと考えています。

これらの1⃣~3⃣までのポイントを、「小学校英語の今」の研修会を通してより深く理解し、現状と課題の把握をしたいと思います。

研修会の様子は?

参加者は約150人。学生さんのような若い方から、ご年配の方までの幅広い世代の方が参加されていました。皆さんJ-SHIN資格者です。オンラインっていいですよね。参加者は、音声をミュートの状態で参加するので、お子さんを抱えながら参加されていた方もいらっしゃいました♪

研修会内容

以下の内容でオンライン研修会は行われ、公立小学校での現状を学びました。

(1)小中連携の視点を通して
(2)小学校の現状とJTEの役割
(3)小学校英語の授業づくりのポイント
(4)評価基準について
(5)質疑応答

私が考える、英語習得を困難にしている3つ要因1⃣~3⃣に沿って、

1)小学校英語の今が、どのように関連していたか。

また、

2)「私が感じた今後の課題」を書き留めたいと思います。

※佐藤先生よりご教授いただいた内容は以下” ”で書かせていただきます。

1⃣ 日本人は英語を日常的に使用しなくても困らない…

小学校3・4年生の外国語活動時間は 計70時間
小学校5・6年生の外国語時間は 計140時間
合計210時間

が2021年現在の公立小学校での外国語(英語)時間とのことです。、、、となると、3・4年生は、週に1コマから2コマの時間が英語時間となり、5・6年生は週に3コマ程度が英語時間となりますね。

そして、

小学校では英語の宿題を強制的にやらせることはありません。

ということでした。

ということは、

2020年から本格的に小学校での英語が導入されたので、以前と比べると0時間→210時間英語に触れる事が出来るようになりました。

ですが、 

生徒達は、英語に触れるのは、週に何回かの英語時間中だけということですので、「英語を日常的に使用しなくても困らない環境」である事には変わりがないようです。更に、学校から「英語の宿題がない」のであると、、、

やはり、

習い事英語教室へ行く
家庭英語触れる時間を作る。

という事も必要なようですね。

2⃣ 英語と日本語では、文の構造(文法)が異なる

小学校→中学校→高等学校と外国語科を学んでいく中では必ず、「言語活動」を通して4技能5領域を伸ばす事が目標。

とのお話でした。

まず、ここで言う「外国語科」は英語のことです。

次に、「4技能5領域」を「言語活動」のに説明させていただきます。

4技能」は=聞く・話す・読む・書くの4つの技能

(言語習得には欠かせない4要素ですね。)

5領域」とは=聞く・読む・書く・話す(やりとり)・話す(発表

話すという技能は、「やりとりで使う・話す領域」と「発表に使う・話す領域」の2つに分けて伸ばす必要があるということですね。

(確かに~!!一方的に話す「発話力」と相互作用し合う「会話力」は違う領域ですね。)

さて、「言語活動」に戻りますが、「言語活動」というのは

実際に英語を使用して互いの考えや気持ちを伝えあう活動

とのことです。

この「言語活動」がとても難しいところだと思うのですが、小学校では、サンプル表現をクラス全体で練習し、その表現方法を使って、実際に与えられた状況の中で使って行く、という方法で練習していきます。(シチュエーションEnglishですね!)

ご教授いただいた方法を私なりにアレンジして例を書いてみます。

本日のゴール設定買い物(〇を〇個買えるようにする。)
新しい表現May I help you? I want 〇. How many?→ 〇, please.
既に知っている表現Hello./Here you are./names of fruits (フルーツの名前全般)Thank you./ You are welcome.

(Store Clerk:店員)Hello. May I help you? (こんにちは。いらっしゃいませ。)
(Customer:お客)Hello. I want apples. (こんにちは、リンゴが欲しいです。)
(SC:店員)How many?(いくつですか?)
(C:お客)2 please.(2つください。)
(SC:店員)Here you are.(はい、どうぞ。)
(C:お客)Thank you.(ありがとう。)
(SC:店員)You are welcome.(どういたしまして。)

例えば、このような、買い物のシチュエーション(場面)があるとします。
はじめは、このフレーズを丸ごと覚えるように発話練習します。慣れてきたら、お客さんが始めに言った、「apples」を他の言葉に置き換えます。

置き換え」←ここが重要なんですね。ここは、生徒一人ひとりが異なる意見になるはずです。例えば、既に知っている単語の中から「bananas」(バナナ)に置き換えてみてもいいですね。

もしくは、[鬼滅の刃の商品」が欲しいな~と思えば、「goods of Demon Slayer」に置き換えてみるのも楽しいですよね。

やはり、「実際にある身近な事を英語で表現したい!!」と思うことが、「言語活動」の第一歩ですものね!! そして、「先生これ英語でなんて言うの~?」って子供達が思う疑問に答えてあげる、もしくは、調べ方を教えてあげる事が、JTE(日本人英語指導者)の役割なのだと思いました。

このように「言語活動」を通して、サンプル英文を覚え、一部分を置き換えて、実際に発話してみる事が、ただ、英文法を卓上で暗記して終わることなく英文法をコミュニケーションの道具として身につける事が出来るので、「難しい文法の勉強」という概念が払拭されますよね♪

3⃣ 英語と日本語では、音とリズムが違う

3⃣に関しては、研修会の内容では紹介されなかったのですが、
最後の質疑応答時間に、佐藤先生からお聞きする事ができたので紹介します。

小学校で生徒が英語を発話するにあたり、流暢さや正確さは求めません。

とのことでした。

また

生徒には、カタカナで英語の音を教えることはせず、ALT(外国語指導補助)の発話をよく聞いて真似するように促すと良い。

とのお話をいただきました。

「3⃣の課題をクリアーしていくには、なかなか難しい課題が残っているなあ!」と感じます。自然に身に付けるには 英語に触れる時間が少ないですし、聞き取れない音はノイズ(雑音)として処理されてしまうし、知らない音を口ずさむのは難しいですし、、、

やはり、ここでも、日本語と英語の発声方法の違いを説明できるJTE(日本人英語指導者)が、授業中にさりげなく生徒にサポートしてあげると、効果的に英語音の習得を促すことが出来るのではないかと思いました。

まとめ

研修会では、今回紹介させていただいた事に加えて、他に沢山の内容をご教授いただきました。今後も、指導者としてのスキルや知識をアップデートしていきたいと思います。

講師AKIKOの考える:英語習得を困難にしている3つ要因に対しては、

1⃣ 日本人は英語を日常的に使用しなくても困らない環境の下で暮らしている
→学校の外国語時間だけでは△。プラスα―の英語時間を作る必要がありそうです。

2⃣ 英語と日本語では、文の構造(文法)が異なる
→「言語活動」を通して、英文法をコミュニケーションの道具として身につける勉強法に代わっている。従来は、卓上で英文法を暗記して試験を受けるという「難しい文法の勉強」という概念が払拭される。

ただ、ここでも、身につくまで反復練習が必要なので、学校の外国語時間だけでは△。プラスα―の英語時間を作る必要がありそうです。

3⃣ 英語と日本語では、音とリズムが違う
→カタカナで英語の音の表記をしない。JTE(日本人英語指導者)のサポートのもと、(ALT(外国語指導補助)の発声をよく聞き・真似て音を体感する。

ここでも課題は残る。言語リズムが違う英語の音を体感して身につけるには時間がかかる。やはり、学校の外国語時間だけでは△。プラスα―の英語時間を作る必要がありそうです。

学校の英語学習方法は飛躍的に変わっています。ご家庭でも、是非、お子さんの英語時間の確保!! ここがキーポイントですね。

ご紹介いただいた教材!!

①【新レインボー小学英語辞典】 佐藤 久美子先生 (監修)

小学生向けに作られたフルカラー英語辞書(英和・和英・絵辞典の合本)

漢字にはすべてふりがなが付いているので、低学年からでも一人で読めるように工夫されています。イラストもたくさんあり、英会話の実例も沢山掲載されているので、「言いたいことの置き換え練習」が自宅でも出来ますね。音声が無料でダウンロードできるので、英語の音もしっかり確認出来そうです。

まだ、英和・和英辞書をお持ちでないお子さんには、手元に置いておきたい1冊ではないでしょうか。

②【イラスト図解 小学校英語の教え方25のルール】 佐藤 久美子先生 (著)

すぐに英語授業で実践できる、具体的な指導法や、先生方が抱える悩み解決方をイラスト図解で分かりやすく紹介されており、指導案も掲載されているそうです。

講師の方には、自分の教え方の見直しにも良さそうですね。私も1冊購入して、手元に置いておこうと思っています。

 

AKIKO先生
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最後までお読みいただきありがとうございます。楽しく、笑って、皆でたくさん英語時間を作りましょう!!

最後に、パパ・ママのブレイクタイム

パパ向けに楽しめそうな情報載せておきますね。
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AKIKO先生

ハワイ大学で、言語学と第二か国語教授法を学びBA取得。小学校英語指導者認定資格、幼児英語指導インストラクター資格保有者。英語は楽しい!! 是非、楽しみながら英語を身につける指導方法を皆さんとシェアしたいです!

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