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【実践:全ステージ終了】カランメソッドに復習と予習は必要なのか?効果的な自習方法とは?

こちらの記事は、大人向け【カランメソッドの復習と予習】について気になる
パパ・ママ向けに書きました。
 ✔年齢:大人 ✔レベル:初級者~上級者
AKIKO先生
AKIKO先生
 

こんにちは。英語講師のAKIKOです。

カランメソッドに興味がありstage1~stage12の全レッスンを【ネイティブキャンプ】で受講してみたので、カランメソッドの予習・復習について記事を書きました。この記事を書いている先生はどんな人? → こちらをご覧ください♪

カランメソッドって?

講師が同じ質問を2回連続で、しかも早口で生徒へ投げかける(通常の4倍速)。そして、その解答を間髪入れずに「テキスト通り」に答える。というのがカランメソッドの特徴。日本語は介しません。英語だけでレッスンを行うダイレクトメソッド(直接教授法)です。

「テキスト通り」というのは、一般的なQ&Aに対して「答え方が用意してある」ということです。基本的にこの用意された「英語の型」を繰り返し復唱することにより「英語の構文を身につける」レッスンです。時々、個人的な事象や仮定について質問され、自分の意見を述べる時もあります。

カランメソッドは予習・復習が必要なのか?

私は、カランメソッドという学習法・指導法に興味を持ち、オンライン英会話のネイティブキャンプに入会しました。2021年6月15日に【カランコース】Stage1の受講を開始し、約7か月後の2022年1月19日にStage12を終了しました。


受講回数:平日は1日3~4回レッスン・週末は両日で2~3回レッスンのペースで7か月間受講しました。 ※1レッスンは約25分間 その他の学習時間:予習30分~1時間(毎日)・復習30分程度(時々)

では、全ステージを終了するにあたり、果たして予習・復習が必要なのか?加えて、効果的な自習方法について、私が感じた事をお伝えしますね。

まず気になる答えはズバリ、

✔予習・復習両方に取り組めれば完璧!!
✔復習は大事、でも復習だけは△
✔予習だけでもほぼ◎な人もいる

それでは1つずつ説明していきますね。

予習・復習両方に取り組めば完璧!!

勿論、そうですよね。予習にも復習にも毎日長時間取り組むことが出来るならば完璧ですよね。そんな優秀な取組みに向いているのは次のような方ではないでしょうか。

✔ゆっくり、じっくりと時間をかけて、完璧にテキスト内容を理解して進めていきたいという方
✔出来るだけ早く進める為に1日に複数のレッスンを受講予定。プラス、1日のうち大半を英語学習に使うことが可能な方

後ほど、効果的な予習・復習方法についてお話しますが、勿論、時間をかければかけるほど学習した内容の定着率は上がります。しかし、そこまで時間を作れない人も数多くいらっしゃるのではないでしょうか?それならば、予習と復習の比率を変えていくしかないですよね。

復習は大事、でも復習だけでは△

カランメソッドは、上記の円グラフで示しているようにレッスン時間の約70%が前回までに習った内容の復習時間です。レッスンの進み具合には個人差がありますが、目安として1レッスン25分間の場合、約17分間が復習の時間になります。

では、レッスン時間の7割を効果的に使うには、以前習ったQ&Aの意味を理解しておき、定型文で返答できるようにしておく必要があります。

それでは、なぜ、

1)以前習ったQ&Aの意味を理解しておく必要があるのか?
2)なぜ、定型文で答えられるようにする必要があるのか?

について、考えてみます。

1)もしも、Q&Aの意味を理解していなければ、聞こえてくる音が何を意味しているのか分からず、聞こえた音の復唱(シャドーイング)をするのみになってしまいます。

英語特有のリズムを身につける練習をするだけになりますね。それだけでは勿体ないので、カランテキストを利用して「単語・熟語の意味や文法を再確認し意味を理解しておく」と、聞こえてくる4倍速の音声が「雑音やただのリズム」でなく、「意味のある塊」として脳が処理をしていく「英語脳」を作るための練習へと変わっていきます。

2)では次に、定型文で答えられるようにしておく必要性は何かと考えます。

「質問に対して答え方は1つではない」と思う方がいらっしゃると思います。私も最初はそう思いました。ですが、定型文を再現できるように繰り返し練習をすると、「英語の型」が身に付くんです。つまり、「Aと言われたらBと答える」という「即答する力」が強化されます。

具体的にカランテキストstage1の例文で説明しますね。

What’s the difference between “tall” and “short” and “high” and “low”?

The difference between “tall” and “short” and “high” and “low” is that we use “tall” and “short” for people, whereas we use “high” and “low” for things.

引用元:Robin Callan, CALLAN METHOD Student’s Book Stage 1, published by CALLAN METHOD ORGANIZATION LTD, 2014, Stage1 #46

〇と△の違いは何ですか?と聞かれて、すぐに、”We use 〇 for ◎, whereas we use △ for ●.”(訳:〇は◎のために使い、一方で、△は●のために使います。)という説明を英語で即答可能にする。つまり、「英語の型」を身につける練習になるわけです。

加えて、質問と同じ内容を繰り返すことにより(ここでは応答の、The difference between “tall” and “short” and “high” and “low” の部分)、英語の語順通りに文を再現していく練習になり「構文」が身に付いていくのですね。

では実際に、どのように復習をすればよいのか?効果的な復習方法は次の通りです。

✔意味が分からない単語や熟語があれば、何度も復唱して覚える。(stage1~10までは巻末に和訳が記載されているので参照する。stage11~stage12は和訳が無いので辞書等で調べる)

参考:素早く英単語の意味を調べるなら Yiida S1 スキャン式電子辞書
参考:合わせて読みたい 【英語学習に必須・スキャン式英語電子辞書Yiida】

✔音がどうしても聞き取れない場合は、英語特有の発音とつづりの規則性(phonics)や音声変化の法則に精通していない可能性があるので、「音声学習に特化した参考書」を用意して照らし合わせながら復習を進める。

参考:おすすめのテキストNo.1 フォニックス英語リスニング
参考:おすすめのテキストNo.2 リスニングの教科書
参考:Phonics無料動画 【保存版-Phonicsレッスン】

✔文全体の意味が理解できない場合は、文の構文(文法)が理解できていない可能性があるので、「文法書」を用意して照らし合わせながら、復習を進める。

参考:おすすめの文法書(基礎から知りたい方向け) 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
参考:おすすめの文法書(中級者以上の方向け) キク英文法

更に、私が受講したネイティブキャンプでは下記の追加システムが提供されていました。

✔ネイティブキャンプ独自のリーディング練習システム(アプリ)として、「Callanリーディング」が追加料金無しで提供されており、自習に利用できます。

音声評価AI技術により自分の音読に対し、英語の発音や流暢さなどを総合的に評価され採点結果が表示されます。自分の音声とお手本を比較でき、何度も練習を繰り返すことも可能。ネイティブの発音に近づけたい方には特におススメ!!

カラン機構が提供する「カラン自習用プラットフォーム」(アプリ)も追加料金無しで利用できます。ディクテーション(書き取り練習)や、1問1答のQ&A練習や、クイズ感覚で楽しめるエクササイズ等、豊富な自習教材が利用可能。

詳細はこちらから

いかがでしょうか?ご自身の復習に充てられる時間を考慮の上、上記で紹介した「効果的な復習方法」を上手く日常生活に取り入れることをおススメします。

では、復習だけでいいの?予習はしなくていいの?←この答えは、もう皆さんお分かりですよね。

私の見解としては、「新しい単語と熟語の意味」だけは最低限レッスン前に理解しておく必要があると思います。意味の分からない音だけを聞いても、「雑音」になってしまいますから。※文脈から意味を推測することもできますが、予習をしておくことでレッスン時の理解力が上がります。

要するに、復習を「レッスン内のRevision(復習)時間では定着させることが難しい」と感じるようであれば、自習時間には復習を多く+予習を少しという割合で自習時間を使うのがベストです。

予習だけでほぼ◎な人もいる?

講師の質問の意味を理解でき、且つ文法も理解していれば、一度学習したQ&Aに対して、復習をせずにもほぼ返答することが可能だと思います。そのような方は、予習を中心とした自習に取り組むことをおすすめします。

要するに、復習を「レッスン内のRevision(復習)時間で定着させられる人」は、予習を多く+復習を少しという割合で自習時間を使うことがベストです。

私の場合は、レッスン中のRevision(復習)が私自身の復習時間となっていたので、自習としては「予習」に時間を費やしていました。(1日:30分~1時間程度)ステージが進むにつれて、以前のステージはどのような内容だったか振り返りの時間(復習)として多少時間を使いました。(1週間に30分程度)

さて、予習の内容は下記の通りです。私は、Stage11~Stage12の単語の意味を調べる時はスキャン式電子辞書を利用して、カランテキスト内に「意味の分からない単語の和訳」をどんどん書き込んで、予習に取り組んでいました。

✔意味が分からない単語は何度も復習して覚える(stage1~10までは巻末に和訳が記載されているので参照する。stage11~stage12は和訳が無いので辞書等で調べる)

参考:素早く英単語の意味を調べるなら Yiida S1 スキャン式電子辞書
参考:合わせて読みたい 【英語学習に必須・スキャン式英語電子辞書Yiida】

カランメソッドをまだ試したことが無い方は

さて、ここまでで、カランメソッドの予習・復習についての必要性と、どのように取り組めば良いかお分かりになりましたでしょうか?

まだカランメソッドを試したことが無い方は、

✔リスニング力があがることは間違いなし
✔英語の語順(構文)が身に付く
✔英語特有の音とリズムが身に付く

というカランメソッドの効果を実感するために、自習も大切だということを理解されたと思います。

百聞は一見に如かず」まずは、体験をしてみて「なるほど、このレッスンだったら自習時間も考慮して継続すれば英語力がアップしそうだなー。」と思えたら、その後もカランメソッドを継続受講してみるのはどうでしょうか?

結果はついてきます。あとは、「継続できるかどうか」が、「効果を感じられるかどうか」のカギとなるのではないでしょうか。

私が受講したオンライン英会話スクール【ネイティブキャンプ】を紹介します。※受講料金や受講方法等、その他の詳細は下記からお確かめの上、まずは無料体験レッスンを通して体感してみることをおススメします♪

>>カランレッスンが受講できるオンライン英会話【ネイティブキャンプ】※カランレッスンは予約が必要です。
まずは無料体験

まとめ

いかがでしたでしょうか。

カランレッスンの復習と予習は必要なのか?効果的な自習方法とは?お分かりいただけましたでしょうか?

学習には定着させるために復習が必要です。復習を「レッスン内のRevision(復習)時間では定着させることが難しい」と感じるようであれば、自習時間には復習を多く+予習を少しという割合で自習時間を使う。

✔復習を「レッスン内のRevision(復習)時間で定着させられる人」は、予習を多く+復習を少しという割合で自習時間を使う。

便利なアプリによる「Callanリーディング」や「カラン自習用プラットフォーム」の活用も学習内容定着にはGOOD!!

そして、参考書を片手に、より深く自習に取り組むことで、カランメソッドの効果をより実感できるようになっていくのだと感じました。

AKIKO先生
AKIKO先生

パパ・ママも英語力を上げたいと思われたら、カランメソッドを試してみてはいかがでしょうか。色々なレッスンがありますが、継続すると確実に効果が感じられるレッスンだと思いました。最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

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