対象者:幼児・小学生の保護者
こんにちは。英語講師のAKIKOです。今回は、楽天ABCマウスを利用する際に役立つ情報を紹介したいと思います。 この記事を書いている先生はどんな人? → こちらをご覧ください♪内容を入力してください。
楽天ABCマウス|レベル選びについて
オンライン英語学習アプリの ABC mouse English (楽天ABCマウス)をうちの子にも英語学習教材としてお試ししてみようかと思うんだけれど、レベル選びが良く分からないなー。どうしよう?
そのような疑問にお答えするために、今回は各レベルの紹介と、どのレベルが現在のお子さんのレベルに合っているかを選ぶ際に必要となる基準も添えて紹介をしていきます!!
レベル1~レベル4がそれぞれどのようなレベルであるのか画像を付けて順番に説明していきますね。「ABCマウスってそもそも何?使い方は?何歳から?」と疑問に思われる方はまず↓をご覧ください♪
記事を参考にしていただき、お子さんに適したレベルが見つかったら、まずは無料体験を利用して、お子さんが日々どのように学習しているのかという進捗情報を「保護者セクション」で確認してみてはいかがでしょうか?
「保護者セクション」等、詳しくは、「ABCマウス」で検索をして内容をご確認ください。
それでは、まずABCマウスより提示されているレベル対応表を一緒に確認していきましょう。
レベル対応表
ABCマウスでは、上記のようなレベル表が提示されています。全部で4段階のレベル1~レベル4に分かれており、
- 習得単語数
- リスニング力
- スピーキング力
*リーディングとライティングに関してはアルファベットの認識~簡単な単語が読める/書き写せるレベルまでをABCマウス内の学習コースとは別に設けられている「ライブラリー」も併用しながら学んでいきます。
基本的には上記3項目に特化したレベル分けとなっています。英語に触れることが初めてのお子さんでしたら「レベル1からスタート」することになりますが、以前英語にやや触れたことがあり、「なんとなく英語を知っている」というお子さんのレベルを判断するのは難しいですよね。
それでは、お子さんのレベルを確認するために、各レベルの3項目とは具体的にどのような英語力であるのかを画像とともに紹介していきたいと思います。
レベル1
1.習得単語数:215単語
楽天ABCmouse レベル対応表 保護者セクションより一部抜粋
2.リスニング力:個々の単語を理解する
3.スピーキング力:単語や短いフレーズをリピートする
上記のレベルとはどのくらいなのでしょうか?それでは、まずレベル1の単語がどのようなものであるか具体的に確認してみたいと思います。
習得単語数:215単語
お子さんの現在習得している英単語の数が0個~215個であればレベル1からスタート。「アルファベット」の大文字/小文字にも触れ、組み合わせると単語や文章になるものであるという認識を身につけていくレベル。アルファベットの名前(ABC・・・/エィ・ビー・スィー・・・)の発音を覚えたりなぞりがいをしてアルファベットを認識していくレベルです。
英語に触れることがはじめてのお子さんであったり、「うちの子、英単語は数個しか知らないのでは?」と思われたらレベル1からスタートすればOKですね!!
リスニング力:個々の単語を理解する
「個々の単語を理解する」レベルとはどういうことなのか?
例えば、上記の画像のように、楽しいアクティビティーを通して日常使われる英単語を学び、聞こえてくる英単語を聞き取り、対応したイラストを選ぶことができるレベル。
数の認識としては1~10までの数字を覚えることがレベル1の目標。お子さんはこのレベルに達していますか?「どうだろう?」と迷ったらレベル1からスタートするのがよさそうですね!!
スピーキング力:単語や短いフレーズをリピートする
「単語や短いフレーズをリピートする」レベルとは具体的にどのようなフレーズなんだろう?
例えば、上記の画像のように、英単語を聞いて、真似て、発話する。このように英単語や短いフレーズをリピートができるようになるのがレベル1。
肯定分、否定文、質問、命令文など、様々な文章構造を学びます。
楽天ABCmouse レベル対応表 保護者セクションより一部抜粋
綺麗な発音を身につけるには「真似」が大事!!おこさんは英語の音を聞いて反応できますか?短いフレーズをリピートできますか?まだ、難しそうであればレベル1からスタートしたいですね!!
レベル2
1.習得単語数:305単語
楽天ABCmouse レベル対応表 保護者セクションより一部抜粋
2.リスニング力:文章や短い会話の中の単語を理解する
3.スピーキング力:文章をリピートする
上記のレベルとはどのくらいなのでしょうか?それでは、レベル2の単語がどのようなものであるか具体的に確認してみたいと思います。
習得単語数:305単語
レベル1の習得単語数は215個だったけれども、レベル2では216~305まで増えるというのは果たしてどういう単語が加わるのだろうか?
具体的には、レベル1の日常で使う身近な英単語にプラスα。レベル2では社会生活で実際に英単語を使って簡単な会話ができるようにするための単語を学びます。凄ーい!!挨拶に必要な英単語・丁寧な表現・好き嫌い・できる・できない等、簡単な会話に必要な表現方法も新しい単語と同時に学べるんです。
リーディングでは、アルファベットの文字と名前と音を1つづつ学んでいくので、文字を組み合わせて簡単な英単語が読めるようになるレベル。
「うちの子単語だけを発話することはできるけど、それ以上は難しいなー、それにアルファベットの文字と名前と音の認識もできていないだろうなー」と思われたらレベル2からのスタートがおすすめです。
リスニング力:文章や短い会話の中の単語を理解する
「文章や短い会話の中の単語を理解する」とは具体的にどのようなレベルなんだろう?
例えば、上記の画像のように、実際に会話をする相手がいると想定して”What is your name?”(あなたの名前は何ですか?)など、社会生活で必要な文章や短い会話を理解することができるようになるのがレベル2。
お子さんはこのレベルに達していますか?「英語による簡単な指示は理解できるんだけど、文章や会話を理解できるかなあ?」と迷ったらレベル2からスタートしてみてはいかがでしょうか!!
スピーキング力:文章をリピートする
「文章をリピートする」とは具体的にどのくらいの長さの文章なんだろう?
例えば、上記の画像のような長さ(簡単な文法で構成されている文)が聞こえてきたらその音に真似て自分でも言ってみる。このように文章をリピートできるようになるのがレベル2。
複数形、代名詞、法助動詞、形容詞、命令文などの簡単な文法や文章構造を学習します。
楽天ABCmouse レベル対応表 保護者セクションより一部抜粋
綺麗な発音を身につけるには「真似」が大事!!おこさんは英語の音を聞いて反応できますか?文章単位でリピートできますか?まだ、難しそうであればレベル2からスタートすることをおすすめします!!
レベル3
1.習得単語数:330単語
楽天ABCmouse レベル対応表 保護者セクションより一部抜粋
2.リスニング力:文章や短い会話全体の意味を理解する
3.スピーキング力:単語や短いフレーズで質問に答える
上記のレベルとはどのくらいなのでしょうか?それでは、レベル3の単語がどのようなものであるか具体的に確認してみたいと思います。
習得単語数:330単語
レベル2の習得単語数は305個だったけれども、306~330まで増えるというのは果たしてどういう単語が加わるのだろうか?
具体的には、レベル3では日常行動や感情などに関するレベル2よりもさらに多くの単語を学び、より高度な構文も学び英語で説明ができるようになるのが「レベル3」。中級レベルです。
リーディングは、アルファベットの音の組み合わせにより英単語を発話することが既にできていてやや長めの英単語や「sh」「ch」「th」なども読めるようになるレベル。
「うちの子、英語で簡単な文章を復唱できるけれど、何かを説明するのはまだ難しそうだなー、文字を読むのもまだ難しそうだなー」と思われたらレベル3からのスタートがおすすめです。
リスニング力:文章や短い会話全体の意味を理解する
「文章や短い会話全体の意味を理解する」とは具体的にどのようなレベルなんだろう?
例えば、上記のアクテビティ―。この画面に切り替わる前にまず2人の会話を聞きます。会話内では少女が「グレーのおもちゃを持っている」と言っているのですが、その内容を聞き終わると、この画面に切り替わります。そして、”What color is the girl’s toy?(女の子のおもちゃは何色でしょうか?)”と聞かれるんです。さて、グレーである「サメ」を選ぶことができるでしょうか?
このように実際の日常生活で交わされる英会話を理解できるようになるのがレベル3。その他、時間や場所などの表現、出来事や習慣、さらに多くの事柄や状況の説明も理解できるようになるのがレベル3です。
お子さんはこのレベルに達していますか?「簡単な英文の理解はできるけれど、説明文を理解するのは難しいだろうなあ?」と感じたらレベル3からスタートしてみてはいかがでしょうか!!
スピーキング力:単語や短いフレーズで質問に答える
「単語や短いフレーズで質問に答える」とは具体的にどのくらいの長さの文章なんだろう?
例えば、上記のように短いフレーズを言えるようになるのがレベル3。
指示代名詞、不算算名詞、不定詞形、前置詞、簡単な現在時制、現在進行形など、より高度な文法や構文を学びます。
楽天ABCmouse レベル対応表 保護者セクションより一部抜粋
レベル3からは「単語や短いフレーズで応答する」ことができるようになるんですね。
さて、おこさんの英語力はどうでしょうか?英語による質問に対して自分の意見を「単語や短いフレーズを使って答える」ことできますか?まだ、難しそうであればレベル3からスタートすることをおすすめします!!
レベル4
1.習得単語数:350単語
楽天ABCmouse レベル対応表 保護者セクションより一部抜粋
2.リスニング力:簡単な内容を理解する
3.スピーキング力:簡単な内容をやりとりすることができる
上記のレベルとはどのくらいなのでしょうか?それでは、レベル4の単語がどのようなものであるか具体的に確認してみたいと思います。
習得単語数:350単語
いよいよ最後のレベル4。レベル3の習得単語数は330個に対して、20個増えて合計350個が習得できる。どんな単語が加わるのだろうか?
レベル4では、上記画像のような町で見かける物がテーマとなります。曜日などの抽象的な単語も学びます。そしてついに、英語で説明ができるようになるのがレベル4。
レベル3よりも更に高度になり、英語レベルが中級以上(推定7歳以上)のおこさんが対象となるレベルです。やりなおし英語をしたいパパ・ママにもおすすめのレベル!!
リスニングが苦手な大人の方にも、かなりおすすめです♪使える英語が身につけられますね!!
「うちの子、英語で簡単に表現はできるけれど、何かを説明するのは難しそうだなー」と思われたらABCマウス最高レベルの「レベル4」に取り組んでみてはいかがでしょうか!
リスニング力:簡単な内容を理解する
「簡単な内容を理解する」とは具体的にどのようなレベルなんだろう?
例えば、上記の画像のように、”That building is taller than this building.(あのビルはこのビルよりも高いです。)”比較級を聞き取り、画像を通して意味を理解することが出来るのがレベル4。その他にも、日常生活の中で実際に買い物をしたり、メニューを注文したり、簡単な内容であればその場の状況に応じた内容を把握ができるのがレベル4なんです。
お子さんの英語力はどうでしょうか?海外でショッピングをしたり、レストランでも注文はできそうですか?最終レベル4の学習が終わるころには、日常の簡単なやり取りがスムーズに行えるリスニング力がつくなんて凄いですよね!!
レベル3をチェックして、内容を十分に理解して習得しているようでしたらレベル4の受講をおすすめします。
スピーキング力:簡単な内容をやりとりすることができる
「簡単な内容をやりとりすることができる」とは具体的にどのような内容なんだろう?
例えば、上記のように現在の状況を説明したり、その他にも、過去の状況や出来事を説明したり、買い物をしたり、比較や対比の表現ができたり等、最後のレベルだけあり難易度の高い文法を学び発話できるようになるのがレベル4.
比較級と最上級、不規則な複数形、三人称動詞、不定詞、冠詞、前置詞、簡単な現在形と過去形などが含まれています。
楽天ABCmouse レベル対応表 保護者セクションより一部抜粋
レベル3までは、質問の内容に対応した自分の意見を「単語や短いフレーズで質問に答えられる」レベルでしたが、レベル4では上記のようにレベル3よりも、更に様々な表現力を身につけて発話するレベルになるんですね。
さて、おこさんの英語力はどうでしょうか?最終レベルに達していますか?レベル3はしっかりと習得できていますか?是非、レベル4をクリアして、日常で実際に使える英語力を身につけさせてあげたいですね!!
レベル4のリーディング力とは
レベル1~少しずつステップアップをしてレベル4に到達すると、個人差はありますが文字に興味があるお子さんは英単語の読み方を覚え、文章を自分で読みはじめていく時期だと思います。ABCマウスでは文字に興味を向けさせるように、時々絵本もレッスン内で紹介しています。
読ませるというのではなく、「話言葉は文字で表せる」ということに気づかせる工夫を用いて導入しているんです。そして、レベル4になると、、、
音声と文字を一致させるように、文字にハイライトを入れながら読みあげてくれます。目で文字を追いながら耳では英語の音声が聞けるので、リーディング練習に最適です。
レベル4では「読み聞かせを卒業して、自らリーディングを楽しみ始める時期」ではないでしょうか。
詳しくは、「ABCマウス」で検索をして内容をご確認の上、まずは体験してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はABCマウスを利用する際に必要となる「レベル決め」に役立つ、各レベルの紹介とヒントを画像付きで紹介しました。
楽しい学習コースを日々続けていくうちに、少しづつ英語力がステップアップしていくお子さんの姿とはどのようなものか?そしてまた、学習の進捗はどうなっているのか?気になる方はABCマウスアプリ内の「保護者セクション」を利用すれば、その疑問も解決します。
なんといっても、英語力をつけるには継続学習が大事。是非、今後とも、パパ・ママによる英語があふれる楽しい環境作りの継続をお願いします。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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